拾う音情報が違います
■針の場合
音情報は肩から谷底まで刻み込まれています。針は常にレコードの同じ部分に接触しますので、当然、再生の度にレコードを傷つけることとなります。
■レーザーの場合
針では触れる事が出来ない上部の音情報をレーザーは拾います。
レーザーですからレコードを傷めることはありません。
針で痛んで音質が歪んでしまっているレコードも良質な音を再現します。
より良質な音情報を拾うために、光線が照射される標準位置を上下に微調整する事も出来ます。(機能名:VSO)
レーザーは針では拾えなかった音も全て拾います
レーザーは低域から高域まで録音時の音を忠実に再生します。音のサイン・ウェーブをなぞる事が音を拾うことになります。
接触面積が小さい程、正確に音を拾います。
言い換えれば細い針ほど音を忠実に拾います。
しかし細い程、針の磨耗は激しく、寿命は短くなります。
針の限界を実現したのが「シバタ針」と言われていますが、「シバタ針」でも高域での忠実再生は困難です。
上記図のシバタ針の接触面積はシバタ針が磨耗していない時の面積です。
音信号はアナログのままで再生しますので、音情報と同時に目に見えないホコリも音情報として拾います。
従ってレーザー・ターンテーブルで再生する前にレコードをきれいにクリーニングすることは必須です。
当社が薦めるドイツCLEARAUDIO社製のクリーナーは片面を約20秒で洗浄し、ほとんど完璧に近いクリーニングを実現します。
針では再生困難でもレーザーはスムーズに再生します
(※1)音溝に対して直角方向からの傷はその大小にかかわらず再生し、スクラッチ・ノイズはほとんど発生しません。
レーザーで再生不能、また音飛びの可能性のある盤
※ほとんどのレコードは再生可能ですが、一部のレコードで再生できない場合があります。
(1)再生不能なレコード
■黒色盤以外の色物盤:レーザー光線が透過してしまう。
■音溝に「肩」の無い盤:「肩」の無い音溝はトラッキングが不可能。このような盤はレコードの規格外で廃棄処分の対象ですが、わずかな量ですが過去市場に出ました。
■音溝が左右45度/45度でない盤:これもレコードの規格外ですが、わずかな量が過去市場に出ました。
(2)音飛びの可能性のあるレコード
■長時間演奏が刻まれた盤:片面30分又はそれ以上の盤の場合、最初の音溝の1本又は2本が再生されない場合があります。
■音溝に平行した大きな傷:当然に針での再生は困難ですが、レーザーの場合、その箇所だけが音飛びの可能性があります。
■隣どうしの音溝が大きくクロスしている箇所:長時間演奏(片面30分又はそれ以上)で且つ、大きな音が刻まれている箇所はクロスしている場合があります。VSO機能で音飛びを防げる場合と防げない場合があります。音飛びした場合にも、その箇所を通過後は正常に再生します。
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